ショウガと生きる

ショウガ
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ここであえてのショウガ

日本列島全体が灼熱な夏、、、。こんなに暑い日が続いて、雨も降らないようだと地盤は大丈夫なのか?!(かといって降りすぎも困りますが)と一抹の不安を覚えつつ、熱中症対策に、麦茶。有機なので、水出しでもかなりしっかり香りと味が出ます。ブルーソーラーウォーターで作って、ゴクゴク飲みまくり!
さてこれからまだまだ続くであろう、猛暑対策をちょっとご紹介。
麦茶、ポカリスエットは基本です。食べ物だと梅干し、ショウガ、ニンニク、ニラ、ズッキーニ、パクチー、スイカ。アロマではシトロネラ、ペパーミント、ライムリツエアクベバがオススメです。色だと水色、ペールグリーン、ペールピンク。

あなたが創った場所もきっと誰かの思い出のショウガになる。

2012年9月1日に入海した5つのSPSが丸6年!無事7年目に突入することが出来たので記しておきます。同じ日に入海した5つがどれも死なずこの日を迎えられて嬉しいです! ①ショウガ(ベージュ系のグリーンポリプ)(2012年9月1日)※この当時のライティングはMT250(コーラルグロー)とスーパークール(アクアブルー散光)※この撮影アングルだけ縦横逆でスイマセン(汗光が当たっていなかったと思われるところは白くて何となく細身の貧弱な姿で地味な色でした。(2015年7月)(2017年9月1日)過去の画像はオレンジフィルムを持っていないので直近の画像のとは色差補正が出来ないのが残念です。しかも上の2015年画像の上半分しか2017年の画像では写っていないほど本体も周辺も成長しています。この下半分は埋もれて見えていないですが。 現在は全体がオレンジ色っぽくポリプのグリーンはそこそこ目立ち大きくなりました。写っていない下半分も健在で横幅20㎝以上になり左側に見切れているピンクショウガと接触し、じつは繋がっています。 【2018年9月撮影】もはや正面から全体を見ることが出来ないほどいろいろ育ってしまいました。《真上》以前はこのショウガにヨゴレダルマハゼが棲家にしていたのですが窪み部分も成長に伴い隙間が無くなってくると左のパープル(ピンク?)系ショウガに引越ししました。窮屈なところではなく広々としたところで育てたら良型になっただろうなぁ。  ②ハナヤサイ(2012年9月1日)隙間が白いのを通り越しすでにロック化しているのがわかるでしょうか。(2014年7月)懸念の隙間部分は被覆し復活して少しずつ伸びて明るい色彩に。この頃はデコライトで遊んでいましたが入海時に比べたら色は良いかなと思います。 (2017年9月1日)残念なことに1/3を過去の不調時に失い小さくなり中央が歯抜けに。入海時のように復活するのは難しいかもしれないです。今もこのハナヤサイにパンダダルマハゼが棲んでおり現状はむしろそちらの役目が重要なんです。 周辺のサンゴを優先にした照明設定かつ上部に水流ポンプ(MP10)のウエット部がありやや暗いので色はまぁそれなりの許容範囲と妥協しています。それにしてもダメージがあるのは惜しく今の場所のままで状態を戻すのは至難です。【2018年9月撮影】真上に水流ポンプのMP10があり、やや影があるせいで色彩差と成長ムラが出ています。スペースがあればどうにでも出来そうですがパンダダルマハゼの棲家なのでこのままにしておきます。《真上》  ③ピンクショウガ(2012年9月1日)①で紹介したショウガ同様に根元と奥側は真っ白でした。(2014年7月)当時、これも電球色のデコライトを試していた頃で簡単にピンク色が強くなりました。(2017年9月1日)現状は上にサンプからリターンの(スピンストリーム)排水口があるため影ができ暗いのが難アリです。従来の丸い形状から縦長になっているのもその影響かもしれません。デコライトは全廃止をして久しいですが色はどちらかと言えばピンクではなくパープル系に近い雰囲気があります。ピンクよりもこの色の方が気に入っています。 【2018年9月撮影】《真上》縦長に育つ分にはまだスペースに余裕があるのと、こんな隅に置かずもう少し目に付くところにレイアウトしてみたいです。  ④ユビグリーン(右)(2012年9月1日に撮影した画像が見つからず同年10月頃)当時は横も高さも3㎝四方くらいのとても小さいサイズでした。大きさで察するとブリードだったのか、入手した時点から土台は付いていませんでした。 (2015年7月)この時点で3年経ちました。分岐点が細かくなってますが、3年でも少ししか大きくはなっていないですね。 (2017年9月1日)なぜか、この直近2年のほうが伸張率が目覚ましいです。細く長く伸びてしまい、もはやユビなのか疑わしいほどのシルエットです。ユビは図鑑によるとオヤユビ、ナカユビ、コユビ、ツツユビなどといくつにも分類されているようで水槽飼育では同定は難しいですよね。色はオーソドックスですが蛍光感は強く生命力の強さすら感じる色をしています。 【2018年9月撮影】前が伸びすぎて全然見えない(笑)矢印で示したところにもエダが伸びていますが6年のわりにスローペースかも。アングルを変えても普段からこんな感じにしか見えないので、水換え時に真上からで全体を確認する感じなんです。《真上》色は悪くないです。まだまだ分岐しそうです。  ⑤ユビ褐色系(2012年9月1日)これは5つの中で状態が一番ひどかったんですよ。色は激渋茶で(笑)ちょっと分かりにくいですが左後方とその隣の左側面が白骨化してしまっているのがお分かりでしょうか。根元も完全に白骨に・・・  まぁ普通は買わないでしょう?普通は(笑) (2014年9月)色はベージュ系になり歪ですが細めに伸びてきました。根元も白い所は完全に被覆しました。 (2017年9月1日)ちょっと周辺が地味な色彩で分かりにくいですが、かなり大きくなり高さは最長部で16㎝位になりました。やはり細くて一見ユビ系に見えにくいかなと。上手く写っていませんが先端の成長点はまだ伸びそう。写真だと対象物との比較が無いので大きさが伝わりくいですね。 【2018年9月撮影】とりあえずたくましくなった感じですね。入海時の状態からすればよく死なずにもったなぁと思いますし、2014年画像の頃は炭素源を乱用していたので色彩差が今と比べると違いますね。今の方が健康的で良いと思います。 それぞれのサンゴには思い入れがありますが、何と言っても色や形は置いておくとして全てが1つも落伍せずこの日を迎えることが出来たという点が満足しています。もしもこの中で1つだけしか生き残れてないとしたら丸6年飼育はただの偶然という気がします。このサンゴ達で引き続き長期飼育を目指していきたい!だなんて大げさな事は言わないでおこうと思います。おそらくこのサンゴたちは誰が飼っていても普通に育つタフな種類だったのでしょうし自分のスキルではないと思いました。なぜならこの日を迎えるまでに死なせた数えきれないサンゴたちが居るのですから。個人的には長期飼育の定義は丸5年である。という目標を掲げていたので1年前にそれは達成できたわけです。まぁ7年目と言えば、例えるなら小学1年生だったのが中学1年生になったのと同じ時間軸なので、水槽のコンデションの悪いときもどうにか堪えてくれて今日を迎える事ができたんだなと・・・ 長くなりましたが、とりあえずまた1年後にレポートします。

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